2008.10.18 15:00

メゾンエルメス・メンズフロアに出現した
アーウィン・ワーム×エルメスのコラボ・アート

銀座のランドマークでもある
HERMÈSエルメスの旗艦店メゾンエルメス。
ここは「エルメスの家」と名付けられているとおり
単なるブティックではなく、
お客様を迎える「家」という概念のもと
アート展を行う「フォーラム」や
貴重な映像を上映する「ル・ステュディオ」を
備え、さまざまな活動をしています。

で、いまメゾンエルメスで何が起きているかというと…。

The Anarchist A 1202.jpg

エルメスのウエア、バッグを身に着けた男性が、馬の上に立っている!?
「The Anarchist」(c) Erwin Wurm

こちらは、オーストリア出身のアーティスト
アーウィン・ワームが撮影した作品。

12日より、メゾンエルメス地下1階のフロアにて
このアーウィン・ワーム×エルメスのコラボ・アートが
展示されております。
写真もそのひとつ。

ほかにもこんな作品が…。

とっておき 決修.JPG

2008年秋冬コレクションに登場したアイテムが、こんなかたちに。

とっておき 004決修.JPG


同じくコレクションのパンツです。


エルメスのメンズを担当しているデザイナー
ヴェロニク・ニシャニアンとアーウィン・ワームが
2005年リヨンのトリエンナーレで出会って意気投合。
その結果として、このコラボ・アートが
今年9月に発表、パリ本店で展示され
次いで、日本にやってきたもの。

実際に今シーズンの服を使ったこれらの8体の彫刻と
8枚、4セットの写真が、10月31日まで
メゾンエルメス地下1階のメンズフロアに展示されております。

アーウィン・ワームは「一分彫刻」という
作品で有名ですが、
(冒頭でお見せした写真は、この一連)
イツの新聞「Die Zeit」の一日編集長を務めたり
「レッチリ」
ことRED HOT CHILI PEPPERSの
MTV製作を手がけるなど
さまざまなジャンルとコラボレーションしているので
そこから知った方もいらっしゃるかと。

で、ご本人は、こんなお方。

pic32391修.JPG

10月25日まで、小山登美夫ギャラリーtel:03-3642-4090)にて個展が開催されています。
タイトルは「エルヴィン・ヴィルム展“自我・エス・超自我”」。きゅうりを自我に見立てた作品です。
日本に滞在し、日本人をモデルに撮影した「一分彫刻」の写真作品も展示。
photo:TOMIO KOYAMA GALLERY

「普通人間は、“くだらない”“みにくい”状況を
排除していくんだけれど
そこを一歩違う目でとらえなおすと
異なるリアリティを生まれる。
演じる人物を、“奇妙”とも
“おかしい”ともいえる状況におくのです」

来日したアーウィン・ワームが
「KISHIDA DAYS」のために語ってくれました。

冒頭の写真のタイトルは「アナーキスト」。
普通は座ってまたがる馬の上に
立たせることによって
見慣れた「日常」が、違うものに見え
さらに、「アナーキスト」というタイトルとぶつけて、
新しいイメージを生み出すとのこと。

「僕は普段から“アイコン”に興味を持っているので
今回のエルメスとのコラボは面白かった。
“アイコン”とは、人間が関わる
すべての要素において超越しているもの。
エルメスは、ファッションの世界において
とてつもない“アイコン”だからね」

「『服は人を作る』とは、
19世紀のある作家の言葉だけれど、
服は第二の肌だと思っているし
ファッションは大好き。
ヴェロニクのデザイン、服作りの
完璧主義は、僕の流儀とも合っていたね」

エルメスの尽きることのない
生活を豊かにするためのアイディアが
たっぷり詰まった空間メゾンエルメス。
面白いのは、エキシビション会場ではなく
メンズフロアのファッションと並んで
アーウィンの遊び心に満ちたアートが
おかれているということ。

とっておき 002決修.JPGとっておき 010決修.JPGとっておき 021決修.JPGとっておき 020決修.JPG

今月いっぱいの期間限定なので
ぜひ、お見逃しなく!!!

また、先週行われた横浜でのファッションショーに
招待された読者の方々を招いての
男性のためのソワレが、17日に行われました。
ここでも、スペシャルゲストが披露されましたので
後ほど、レポートいたします。

乞うご期待!

問:エルメスジャポン ☎03-3569-3300


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