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2001年に試乗した
VW パサート W8
Volkswagen Passartパサート W8
というクルマ、覚えていらっしゃるでしょうか。
W8型というユニークな4Lエンジンを積んだモデルです。
日本での発売は確か2002年だったと思いますが、
僕は2001年1月、スイスで初めて乗りました。
美しい白銀の山の連なりを眺めながら、
ジュネーブからアルプスの山岳地を走ったのですが、
実に気持ちのいい試乗コースでした。
W型8気筒エンジンは、
直4に近いほど狭角なV4を左右に組み合わせたものですが、
とくに全長の短い、極めてコンパクトな8気筒でした。
パワーもあるし、滑らかさ静かさも圧倒的……。
それでいて、深くアクセルを踏み込むと官能的な音も聞かせてくれます。
ひと言で言って「最高に洗練されたマナー」のエンジンでした。
残念ながら、その後の路線変更で、
このW8型エンジンはVWのラインナップから消えました。
しかし、知的で洗練されたそのフィールは、
今でも、しっかり僕の身体に残っています。

この写真ではよくわかりませんが、黒のパサート W8は、
険しい山の上のほんの小さなスペースにポツンと置かれていました。
ヘリででも運び上げたのでしょうね。
そんな、「あり得ない!」ような情景に見とれていて、
ついつい写真を取り損なってしまったので、ここは広報写真を使います。

GMワールドセミナー
in カリフォルニア シボレーSSR
この写真は2002年8月に撮ったものです。
サンタバーバラを拠点にした、
「GMグローバル・プロダクト・セミナー」に参加したときのひとコマです。
写真のサーキット、名前は忘れましたが、
砂漠のど真ん中に「忽然と現れた」……といった感じでした。
GMは、そこに世界のGMブランド車を集め、
世界中から集まったジャーナリストに試乗させたということです。
いちばん人気は、当時大騒ぎされていた燃料電池の試作車でしたが、
最新スペックではなかったので僕はパス。
かわりに運転操作のすべてを、
電子制御式(ドライブ・バイ・ワイヤ)に置き換えた試作車の列に並びましたが、
僕の順番が来る前にあえなくダウン!
その他にも、デュアルクラッチ式トランスミッションもあったし、
マグネティックライドもあったし……、
大いに楽しみ、大いに学ばせてもらいました。
ところで、個人的にいちばん気に入ったのが、
今回写真をご紹介する「シボレー・SSR」でした。
市販直前のクルマでしたが、
50年代シボレー・ベルエアをモチーフにしたオープン・ピックアップは、
最高にカッコよく見えました。
ちなみに、このワールドセミナーには、
リチャード・ワゴナー会長、ボブ・ラッツ開発部門副会長、
そしてフリッツ・ヘンダーソン上席副社長(現会長)等々、
GMを率いるそうそうたるメンバーがほとんど顔を揃えていました。

シボレー・SSRは2003年から2006年にかけて販売されました。
エンジンは5.3Lと6LのV8を積みます。後に、巨大なキャディラック・エスカレードが映っています。

人類の偉大な足跡を刻んだ
・・・エジプト
エジプトに行ったのはもう20年ほど前になります。
その後どう変わっているのか、わかりませんが、
今日、お届けするような光景は、
あまり大きくは変わっていないかもしれません。
写真の場所は、エジプトの南、スーダンとの国境近くの地域です。
遠く、深く、濃密な歴史を封じ込めたまま、
眠るかのように横たわる街、アスワンやルクソールでは、
たぶん、数千年に亘って繰り返されてきた光景が、
今でも変わらず、悠然と繰り広げられているのではないか……、
そんな気がします。
ちなみに、この写真は、
かつて、トヨタが広報誌として発行していた、
「モーターエージ」に掲載された、
僕の記事(写真も僕です)からピックアップしたものです。
これからも、
こうした過去の思い出深い写真を時々ご紹介しますので、
楽しみにしていて下さい。
当時の誌面をデジカメで撮っているので、画質が悪いのが残念ですが、
雰囲気はわかっていただけると思います。
では、ご覧下さい。
エジプトの人々は、遺跡とともに生きています。
遺跡は単に観光資源であるだけでなく、人々の誇りであり、精神的な支えにもなっているはずです。

僕の初めての愛車
日野ルノー(ルノー4CV)
あけましておめでとうございます。
みなさんは、どんなお正月を過ごされたでしょうか?
僕は、元旦は親戚が集まり、2日は箱根駅伝を見て……、
ちなみに、我が母校「青山学院」の箱根駅伝出場は33年ぶりのことです。
そして、3日は友人たちがきて……。
まあ、そんな正月を過ごしました。
で、「クルマ DE トリップ」2009年のスタートですが、
僕の愛車第一号の話から始めます。
僕が生まれて初めて手に入れた愛車は「日野ルノー(ルノー4CV)」。
確か1956年型で、日野自動車がノックダウン生産したものでした。
その中古、それも「タク上がり再生車」が僕の愛車第1号ということです。

丸の内を走る1955年式の4CV。周りに駐まっているクルマはほとんどアメリカ車です。



1940年東京生まれ。日本大学芸術学部放送学科卒業。文化的側面からクルマを斬る自動車評論家。輸入車がレアだった45年以上前に、「旅行に行くから」と言って借りた、父のノーマルのベンツでラリーに出場し、優勝したという、やんちゃな過去も。



