美しさとエレガンスが同居する......
アウディA4 クアトロ
アウディには、常に、美しさとエレガンスが求められますが、
新しいAudi A4は、もちろんそんな条件を満たしています。
今回試乗したホワイトのA4は、
ちょっと眩しい初夏の陽差しの下で、艶やかな輝きを放っていました。
また、試乗車は「S-line」パッケージを纏っていましたが、
嫌味ない精悍さを加えた、その姿には惹かれました。
「ホワイト」のボディカラーと、
「S-line」パッケージのコンビネーションはオススメです。
S-lineパッケージとホワイトのボディカラーが最高の調和を見せています。
(撮影・岡崎宏司)
スイッチ類、エアコンのルーバー……精緻な仕上げは隅々にまで及んでいます。
センターコンソールに集められた、多くのコントロール類の扱い勝手も上々です。
オーソドックスなレイアウトのメーターパネルですが、
レタリングや刻みはシンプルかつ美しく仕上げられています。
前席頭上のランプ類やスイッチ類も、シンプルながら細心の気配りを感じさせられるデザインです。
リアから見ても、S-lineパッケージは、
嫌味なく精悍さダイナミックさをアピールします。
フロントアクスルを従来型A4より152mmも前に出した革新的なレイアウトは、
運動性能面だけでなく、ルックス面にも大いにプラスをもたらしています。
このアングルから見たA4は、ほとんどクーペに見えますね。
新しい2.0TFSIエンジンと、
クアトロのコンビネーションもオススメです。
2.0TFSIエンジンは4気筒ですが、
気持ち良く、上質なフィールで回ります。
パワーもトルクも「必要にして十分以上」です。
ツインクラッチ式7速Sトロニックとの組み合わせは、
エレガントなボディを力強く引っ張ります。
さらに、進化したクアトロシステムとの組み合わせは、
雨に濡れた路面でも、曲がりくねった山岳路でも、
かなり高いアベレージスピードを引き出してくれます。
それも平然と……です。
もちろん、キャビンの仕上げも1級です。
細部にまで精緻な仕上げが施されています。
アウディに乗っていると、
自然に、自分の装いへの気配り度も高くさせられます。
世界のトレンディなエリアでのアウディの占拠率が高いのも、
そんなところにいちばんの理由があるように僕は思います。
では、また明日。

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1940年東京生まれ。日本大学芸術学部放送学科卒業。文化的側面からクルマを斬る自動車評論家。輸入車がレアだった45年以上前に、「旅行に行くから」と言って借りた、父のノーマルのベンツでラリーに出場し、優勝したという、やんちゃな過去も。



