存在感という意味で輸入車と競える
日産の新型ムラーノ
初代ムラーノもなかなか華やかな存在感の持ち主でした。
しかし、2代目の日産MURANOムラーノはさらに華やかさを増しています。
一瞬「爬虫類!?」を想わせるようなルックスは、
日本車としてはかなりの個性派です。

フロントの存在感は圧倒的です。
でも、プロポーションのバランスもいいし、
僕の目には「カッコいい!」と映ります。
ムラーノは世界の市場に送り出されるようですが、
このルックスなら、どこでも他に紛れ込むようなことにはならないでしょう。
クローム遣いも大胆ですが、
嫌らしくならないギリギリのところで収まっています。
リアデザインもセクシーですよね。
躍動感あるデザイン、というのが横から見ても分かります。
3連のヘッドライトが特徴的なフロントビュー。
メーターのコントラストも美しいです。
この辺りのデザインも巧みです。
インテリアもモダンで華やかに仕上がっています。
新型ムラーノには、
「日本とイタリアの混血」のような……そんな印象を受けます。
これって、けっこうな“褒め言葉”だと思いませんか?
輸入車にしか目を向けなかったような人たちにも、
新型ムラーノは目を向けさせるものをもっていると思います。
たとえば、スタイリッシュな人たちが集うパーティなどにも、
堂々と乗っていける雰囲気と佇まいは十分持ち合わせています。
試乗したのは3.5LのV6を積んだトップモデル。
トランスミッションはCVTですが、走りもいい感じでした。
エンジンは力強く、CVTとのマッチングもOKです。
ボディサイズはそこそこ大きいのですが、
サイドブラインドモニター、バックビューモニターなどのサポートで、
十分カバーされます。
サイドブラインドモニターの使い勝手も上々です。
実際に試してみれば、その効果、有り難さはすぐ実感できるでしょう。
大きなサイズを、安心して操れることがわかるはずです。
パワーステアリングもスムースですし、乗り心地もリラックスできます。
リアシートを格納するのはもちろんですが、戻す時は電動でワンタッチでこなせます。
ショッピングバッグが倒れないようにガイドがワンタッチで出現するのも日本車ならでは、です。
ちなみに、北米でよく使われる「紙製のショッピングバッグ」のサイズを想定しているとか。
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諸々の平均点も高いし、存在感という点でも輸入車と競える……、
ちょっと気になる日本車です。
では、また来週。
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1940年東京生まれ。日本大学芸術学部放送学科卒業。文化的側面からクルマを斬る自動車評論家。輸入車がレアだった45年以上前に、「旅行に行くから」と言って借りた、父のノーマルのベンツでラリーに出場し、優勝したという、やんちゃな過去も。



