角張ったデザインが一際目立つ
メルセデス・ベンツの新型SUV GLK
Mercedes-Benzメルセデス・ベンツの
新しいSUVであるGLKは目立ちます。
サイズはBMW X3等とほとんど同じですが、妙に目立ちます。
その理由がデザインにあることはいうまでもありません。
最近は「曲線と曲面」を多用したデザインが主流ですが、
GLKはそんな流れとまったく趣を異にした「角張った」デザインなのです。
真横から見たGLKですが「カクカク」ぶりと、
19インチタイヤのインパクトがおわかり頂けると思います。
こんな空間の中のGLK……とてもよかったですよ。
後ろ姿ではテールランプの大きさが印象的です。
メルセデスの人も「カクカク」なる表現を使っていました。
このデザイン、サイズを小さく見せる効果もあるようですが、
GLKは贅肉のない引き締まった身体に見えます。
19インチのタイヤとホイールがそんな印象をさらに加速しています。
キャビンに入っても印象は変わりません。
SUVながらけっこうタイト感のあるキャビンで、
「背の高いスポーツカー」といった感覚です。
キャビン感覚はかなりタイトな印象です。
「背の高いスポーツカーに乗っている」ような感じです。
日本仕様車のインテリアは、アルミトリムが大きな特徴になっています。かなりクールな感じです。
ラグジュアリー・パッケージのシートはパイピングの入った本革です。
スポーツパッケージでは人工皮革とファブリックが使われます。
ラゲッジコンパートメントもしっかり仕上げられています。
クロームもあちこちに使われています。
角張った、見切りのいいデザインと相まって、運転も楽です。
エンジンは3l・V6エンジンのみで、7速ATが組み合わされます。
動力性能にはむろん満足しましたし、
適度に軽快でありながら、安定した身のこなしにも満足しました。
GLKは、かなり本格的なオフロード性能も持っているとのことです。
19インチのタイヤは不整な路面ではやはりそれなりの反応をしますが、
カッコよさという点では、当然高得点がつきます。
GLKのいちばんの弱点は左ハンドルしかないことです。
4輪駆動のドライブシャフトのレイアウト上、
「右ハンドルのためのペダルレイアウトが厳しい」というのがその理由ですが、
なんとか頑張って右ハンドルも作ってほしいものです。
せっかく、日本にピタリのサイズなのですから……。
左ハンドルだけだと、
たとえ欲しくても、かなりの人たちが引いてしまうでしょう。
GLKへのいちばんの注文は、
「右ハンドルがほしい!」というその一点に尽きます。
では、また来週。
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1940年東京生まれ。日本大学芸術学部放送学科卒業。文化的側面からクルマを斬る自動車評論家。輸入車がレアだった45年以上前に、「旅行に行くから」と言って借りた、父のノーマルのベンツでラリーに出場し、優勝したという、やんちゃな過去も。



