日本に正式輸入されなかった
フォード サンダーバード
僕は50年代〜60年代のアメリカ車が大好きです。
恐竜とかガスガズラーとか言われていましたが、
50年代〜60年代のアメリカ車は、
僕の憧れでしたし、まさにドリームカーでした。
その中でも、特に大きなテールフィンをもつ、
2ドアハードトップが好きでした。
その昔、学生時代に1度だけ、それも短期間ですが、
そんな憧れのアメリカ車を自分のものにする、
という夢を果たしたことがあります。
その話は改めてご紹介しますが、
本日は日本に正式輸入されなかった、
サンダーバードのお話をしましょう。

昔のモデルに比べ、もちろんモダンにはなっていますが、
名車「サンダーバード」の薫りは十分に受け継いでいます。
写真のきれいな水色のボディカラーのサンダーバードは、
確か2002年モデルだったと思いますが、
フォード ジャパンがサンプルカーとして輸入したものです。

日本の家の駐車スペースにも難なく馴染みます。

どの角度から見てもきれいですが、
特にハードトップとドアのオープニングラインがきれいです。

ハードトップの円い窓……なんともいえない「いい雰囲気!」ですね。
初代サンダーバードの雰囲気をけっこう忠実に再現した、
このモデルが僕は非常に気に入り、「ほしい」と思っていたのですが、
残念ながら日本には正式輸入されず、願いは叶えられませんでした。
その代わりに、ということでもないのですが、
フォード ジャパンが「少しでも楽しんでください」といって、
サンプルカーを貸し出してくれたのです。
1〜2週間ほどだったと思いますが、
水色のサンダーバードと過ごした日々は、貴重な想い出になりました。
ハードトップの丸い窓はデザイン上の大きな特徴ですが、
かなりいい雰囲気です!
ちなみに、ここでは「サンダーバード」と呼びましたが、
アメリカ的に「“T”バード」と呼んだ方がカッコいいかもしれませんね。
では、また明日。



1940年東京生まれ。日本大学芸術学部放送学科卒業。文化的側面からクルマを斬る自動車評論家。輸入車がレアだった45年以上前に、「旅行に行くから」と言って借りた、父のノーマルのベンツでラリーに出場し、優勝したという、やんちゃな過去も。



