2009.02.25 10:00

メゾンエルメスのアートは40人の
銘々マイクによる銘々スピーカー大合唱!?

ごきげんよう、岸田です。

さて、本日は、
いま銀座「メゾンエルメスにて開催されている
「ジャネット・カーディフ&
ジョージ・ビュレス・ミラー展」

のご紹介。

コチラ。

エルメスメイン090225.jpg

ジャネット・カーディフ氏とジョージ・ビュレス・ミラー氏の
ユニットが作り出すアートはオモシロいモノばかりなのですよ。

 

ワタクシ、耳を傾けているのは、
ハイ、ご覧のように、スピーカー…。

「The Forty-Part Motet 40声のモテット」

(2001年制作)という作品で、
40のパートから成る楽曲のサウンド・インスタレーション。

会場にある、40個スピーカーひとつひとつから、
各パートを受け持つ歌い手の声が発せられ、
“歌い手”の視点で合唱を疑似体験できる、というもの。

ようは、
一つのスピーカー=一人の歌い手
ワタクシは、あたかも合唱団の一員として、
合唱を楽しむというアートなのです。

言ってしまえば、超リアル・サラウンド(?)みたいなもの。

ちなみに、
エリザベス女王の40才の誕生日の時に、
40名の合唱団が歌った音源を使っているとか。
だから、スピーカーが40個だったのですね。
 

エルメススピーカー090225.jpg

こんな感じでスピーカーがセットされています。
©Nacása&Partners Inc. Courtesy of the Hermès Foundation



そして、もう一点。

「Night Canoeing ナイト・カヌーイング」
(2004年制作)という、
ブラックボックスの中で映像を見る作品もありました。

この映像は、
懐中電灯の灯りひとつだけで、
真っ暗な夜の川をカヌーで下る様子を
漕ぎ手の視点で撮影されたもの。

オールを漕ぐ音や水の音、
ささやく声などが収録され、
まわりの気配を伺いながら川下りをしていく。
そんな冒険感覚になるのですね。
 

エルメスドウガ090225.jpg

日常、あまり感じることがないハラハラ感があって楽しいですよ。
©Nacása&Partners Inc. Courtesy of the Hermès Foundation



そんなこんなで、
「ジャネット・カーディフ&ジョージ・ビュレス・ミラー展」
は5月17日まで開催されています。

ちょっと買い物ついでに、
行ってみてはいかがでしょーか?
(ボリューム感が程よくお腹いっぱいにならないのもよいですね)

というわけで、
世に美しいアートはいっぱいあれど、
エルメス・フォーラムには
“上手いこと考えはりますな~”的
面白いアートがいっぱい、の
キ・シ・ダ・イ・ズ・ムでした。



「ジャネット・カーディフ&ジョージ・ビュレス・ミラー展」
【会期】
2009年5月17日(日)まで。
月〜土曜11:00〜20:00(最終入場19:30)、日曜11:00〜19:00(最終入場18:30)
会期中無休、ただし3月18日(水)を除く
【会場】
メゾンエルメス8Fフォーラム
東京都中央区銀座5-4-1 ☎03-3569-3300




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